自己破産で債務整理するデメリット・ワースト3!

自己破産とは、資産を失う代わりに借金を帳消しにする債務整理の方法です。
自分の資産というのは、高級車やマイホーム、土地などのことです。
住宅ローンを返済している最中だった人は、それ以上の支払いをする必要はなくなりますが、今まで支払ったお金は返ってきません。

自己破産による債務整理のデメリットその1.資産の処分

自己破産と聞くと、すべて没収されてしまうというイメージがあるかもしれませんが、一定のルールがあるために、最低限度の生活は保証されています。
現金は99万円以下の場合は、没収されません。

また、例えば、車の場合、何年も使っていてかなり20万円以下の価値しかないと判断された場合は没収の対象にはなりません。
預貯金や株券、有価証券なども20万円以下の場合は没収されません。

これは裏を返すと、資産が多ければ多い人ほど、自己破産によるデメリットが大きいことを意味します。
そのため、資産家は別の方法を選択したがる傾向にあります。

自己破産による債務整理のデメリットその2.ブラックリスト登録

手続き後には、金融機関のブラックリストに登録されて社会的信用を失うことになり、借り入れが一切できなくなるデメリットもあります。

クレジットカードは使えなくなったり、ローンの申し込みができなり、支払いは現金による一括払いで済ませることになります。

まれにクレジットカードやローンを利用できる場合がありますが、ほとんど期待できないと思った方がいいです。

自己破産による債務整理のデメリットその3.職業・資格の制限

また、破産手続きを開始してから免責許可が下りるまでは職業や資格が制限されます。
例えば会社役員、建設業者、警備員などが対象になります。

期間は短いですが、それらの仕事をすることは許されないので、最悪の場合は、仕事を辞めることになってしまいます。

自己破産による債務整理の手続き

自己破産には借金が帳消しになるというメリットがありますが、こうしたさまざまなデメリットがあるので、容易に債務整理することを選ぶことはおすすめしません。

自己破産をするためには、裁判所に書類を提出する必要があります。
必要な書類は、「破産手続開始の申立て」と「免責許可の申立て」です。
これらを管轄している地方裁判所に提出します。

まずは弁護士に相談して、本当に手続きすべきかどうかを検討してみましょう。

参考:債務整理デメリットとメリット|クレジットカード・車・住宅ローンへの影響

債務整理費用のデメリットで自分で自己破産した体験談

数年前私は自己破産を行いましたが、その時には最初に弁護士事務所に行き、債務整理の相談を行いました。
その際の借金は300万でした。

自己破産をするにあたって何をどうすればいいのか、全く分かりませんでした。
なので無料ではありませんでしたが、30分5千円という料金で、債務整理の相談に行き自分の状況をすべて話しました。

借金の総額を300万円を超えており、弁護士さんの見解も自己破産をした方が良いでしょうという話を受け、それから債務整理費用の面について説明を受けましたが、着手金がないと案件に取りかかれないのでという事を説明されました。

しかしその着手金を用意するのが困難な為、私はまた考えて出直したいという事を話しました。
相談時間が、その時点でまだ10分程度残っていたので、私は思い切って自分で自己破産する事は可能かという質問もしたところ、弁護士さんは自分で手続きをする方法を少し教えてくれました。

その法律事務所で教えてくれた話がきっかけとなり、大変でしたが、自分で自己破産の手続きを行い無事免責決定となって借金300万はなくなりました。
本当は相談したので依頼したい気持ちはあったのですが、今考えてみるといろいろ自分で大変な思いをして手続きを行った事で、自分のやった事の重さを感じれて良かったと思っています。
またそのきっかけを作ってくれた弁護士の先生に今はとても感謝しています。

自己破産で債務整理すると家を失うデメリット

私の兄が7年前に自己破産をしました。
兄の事業が倒産したからです。
自己破産と言う言葉の響きを聞くといつもドキッとするぐらい重い言葉です。

私は、身内が債務整理するまでは、絶望的なものだと思っていました。
兄は自営業を営んでいたのですが、自己破産する3年前から、業績不振で借金がかさんでいました。

その状況を見て、社員もどんどん退職していき、家族だけで運営、任意整理しましたが焼け石に水の状態でした。
結局、このままでは生計云々の前に、家族の心が離れ離れになってしまうと言う懸念が強くなり、デメリットはあるものの最後手段として決断したのです。

その家族会議に私も参加させて頂きましたが、苦渋の選択でした。
会社も、せっかく購入した思い出のある持ち家も、自己破産で債務整理したら手放すデメリットがあります。

私は、あらためて借金の怖さを身に染みて感じると共に、家族がリスタート切れるチャンスを結果として頂けると言う事になりました。
今ではカードも使える様になり、でも決して無駄使いですに、貯金が出来るまでになっています。

そして、家族の仲も債務整理をする前よりも、深く笑顔も会話も増えて様に思います。
私は大切なものの優先順位をこの兄の家族から感じる事が出来ました。

前を向くきっかけと言うのはそれぞれです。
でも、そのきっかけをマイナスの道ではなく、プラスの道に導いてくれるのは、最終的には決断と団結なのですね。